精神保健福祉士の資格取得

精神保健福祉士は、毎年1月最後の土日に行われる精神保健福祉士の国家試験に合格した人が、定められた登録料を修め、所定の事項について登録を受けることによって、精神保健福祉士の資格を取得することができます。  

生活と収入

精神保健福祉士の収入は、職場によってさまざまです。 2008年の調査では、精神保健福祉士の給与は平均24万7120円です。(20万以上25万未満が27%、15万以上20万未満が25%)賞与の平均額は、77万8141円です。資格手当の平均は、1万5540円です。 これらの額を見ると、精神保健福祉士の多くがまだ若い方であるとわかります。平均年齢などで考えると、社会福祉士と同じくらいだと思います。 しかし、給与などの待遇面は優遇されているとは言い難いです。その理由として、精神病院などでは、精神保健福祉士の仕事が診療報酬の算定が十分に出来ていない現状があります。そのため、医師や看護師とは異なり、不採算・・・

将来性

現場で働いている精神保健福祉士は、この仕事にやりがいをもって取り組んでいます。病院や施設に勤務している精神保健福祉士のなかには、病院の事務長や施設長になっている人もいます。その経験を生かして開業する人もいますし、教員になる人、自治体でも管理職になる人、また海外で活躍する人もいます。 社会的に有益な仕事ですので、これから社会に広く認知されていけば、待遇もよくなっていくでしょう。

増え続ける心の病

心の病は誰もがかかる可能性があります。それが原因で自ら命を絶つ人は毎年3万人を超えています。特に最近では、うつ病が増えていて、その原因がストレスをされています。 精神科の患者は、323万人、国民40人に1人の割合です。 このほかにも、医療機関を受診していない社会的ひきこもり、高齢者の認知症も毎年増加して、心の病はとても深刻な問題になっています。 このような心の病を持つ人々に寄り添っていくのが精神保健福祉士です。心構えとして、4つのポイントがあります。 ①人間に対する「深い感性」を育む 人は成長し、教育を受け、社会生活を送ることで、ものの見方や考え方がついてきます。しかし、最も大事なことは深い感・・・

精神保健福祉士になるために学ぶ

精神保健福祉士になるための具体的な科目はこのようになっています。試験は全部筆記試験で、演習や実習の試験はありませんが、技術を習得するうえで、精神保健福祉援助演習と精神保健福祉援助実習は必修科目となっています。 社会保険福祉士に必要なもの ①社会福祉の「価値」 ②社会福祉や精神保健に関する具体的な「専門的な知識」 ③実践するための具体的な「技術」 指定科目(社会福祉士と共通科目) ①人体の構造と機能及疾病 ②心理学理論と心理的支援 ③社会理論と社会システム ④現代社会と福祉 ⑤地域福祉の理論と方法 ⑥社会保障 ⑦低所得者に対する支援と生活保護制度 ⑧福祉行財政と福祉計画 ⑨保健医療サービス ⑩権・・・

受験資格を得ることがスタート

毎年1回、社会福祉士と合わせた日程で、精神保健福祉士の国家試験が行われます。その受験資格を取得する方法はこちらです。下記以外でも、専門学校などの一般養成施設や短期養成施設では、通信課程や夜間課程で学べるところもあります。 ①保健福祉系の4年制大学で、受験資格に必要な指定科目(実習や演習を含む)を全て履修する。 ②福祉系短期大学や専門学校で指定科目(実習や演習を含む)を全て履修して、相談援助の実務経験を積む ③一般大学を卒業後に精神保健福祉士の一般養成施設に進み、受験資格に必要な指定科目(実習や演習を含む)を全て履修するか、または短期大学を卒業後に指定された施設において相談援助の実務経験を1年も・・・

精神保健福祉士試験

製品保健福祉士試験は、厚生労働大臣の指定を受けた指定試験期間・指定登録機関である、社会福祉振興・試験センターが、厚生労働大臣に代わって実施及び登録の事務などの運営管理を行います。 具体的な試験の日程は、例年9月上旬に国から発表されます。試験日程は、社会福祉振興・試験センターのホームページ(http://www.sssc.or.jp/)や官報、福祉新聞に掲載されます。もちろん、大学や養成施設でも知ることができます。 試験地は、北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、広島県及び福岡県の7ヵ所です。

受験資格

精神保健福祉士の受験資格は下記の通りです。 ①4年制大学で指定科目を修めてして卒業した人(当該年度までに卒業見込み含む) ②2年制(または3年制)の短期大学で指定科目を修めて卒業し、指定施設において2年以上(または1年以上)相談援助の業務に従事した人(当該年度までに従事する見込み含む) ③精神保健福祉士短期養成施設(6ヶ月以上)を卒業(終了)した人(当該年度までに卒業(終了)見込み含む) ④精神保健福祉士一般養成施設(1年以上)を卒業(終了)した人(当該年度までに卒業(終了)見込み含む)  

出題基準

精神保健福祉士国家試験の出題基準などは、社会福祉振興・試験センターのホームページ(http://www.sssc.or.jp/)に掲載されます。有料の冊子も刊行されています。

出題される科目

精神保健福祉士国家試験で出題される科目は以下の通りです。ただし、社会福祉士の資格をすでに持っている場合は、受験申込者からの申請により、社会福祉士国家試験との共通科目が免除されます。 指定科目(社会福祉士と共通科目) ①人体の構造と機能及疾病 ②心理学理論と心理的支援 ③社会理論と社会システム ④現代社会と福祉 ⑤地域福祉の理論と方法 ⑥社会保障 ⑦低所得者に対する支援と生活保護制度 ⑧福祉行財政と福祉計画 ⑨保健医療サービス ⑩権利擁護と成年後見制度 ※①~③は、どれかを履修すればよいが、実際の試験では全ての科目から出題されるので、学んでおいたほうがいい。 精神保健福祉士の独自の科目 ※201・・・

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